JoyToKey バージョン 6.3 より、設定ファイルはデフォルトで、ユーザーの「ドキュメント」フォルダーの中の「JoyToKey」フォルダー に保存されるようになりました。
JoyToKey バージョン 6.2 以前からアップグレードした場合には、古い「JoyToKey」フォルダごと「ドキュメント」フォルダ内にコピー(もしくは移動)することで、既存の設定データを引き続きご利用いただけます。
具体的には、マイコンピュータもしくはエクスプローラーで「ドキュメント」フォルダに行き、「JoyToKey」という名前のフォルダの中に、以前利用していた設定ファイル (*.cfg, *.ini) をコピーしてください。
設定ファイルを保存するフォルダを変更したい場合(上級者向け)
設定ファイルを、ドキュメントフォルダ内ではなく他のフォルダに保存したい場合には、以下の 4 パターンがサポートされています。
- 設定ファイルをコマンドライン引数として指定
- 設定ファイルのフォルダをレジストリから指定
- ユーザーの ”Documents/JoyToKey” フォルダ
- JoyToKey.exe プログラムがインストールされているフォルダ
1. 設定ファイルをコマンドライン引数として指定
JoyToKey を他の Launcher アプリ(例えば HyperSpin など)から起動する場合、設定ファイルを起動時のコマンドライン引数として指定すれば、プログラムが終了するまでは一時的にそのフォルダが利用されます。
2. 設定ファイルのフォルダをレジストリから指定
一時的にではなく、常に特定のフォルダを指定したい場合には、レジストリから設定ファイルフォルダを指定することができます。ただし、レジストリを編集する作業は危険を伴うので、何をしているのか理解している上級者のみ自己責任で行ってください。
- “regedit” (Registry Editor) を起動
- “HKEY_CURRENT_USER\Software\JoyToKey” という名前のキーを作成
- “DataDir” という名前で、設定ファイルを保存するフォルダ名を指定 (例えば “c:\Whatever\Path\”)
- “IniFilePath” という名前で、JoyToKey.ini ファイルを保存するパスを指定 (例えば “c:\Whatever\Path\JoyToKey.ini”)
3. ユーザーの ”Documents/JoyToKey” フォルダ
JoyToKey バージョン 6.3 移行では、これがデフォルトの保存先フォルダーになります。
4. JoyToKey.exe プログラムがインストールされているフォルダ
以前のバージョンとの互換性のため、JoyToKey.exe プログラムがインストールされているフォルダ内に設定ファイルが存在する場合は、それらが優先されて利用されます。
例えば、JoyToKeyを以前のバージョンと同じように利用したい場合、最新バージョンを ZIP ファイルでダウンロードし、その中に入っているファイルなどを以前のフォルダ内に上書きコピーすればOKです。